一人暮らしをしていた88歳になる義母との同居開始の記録を備忘を兼ねてゆるりと書いています。
妻が食後、義母がお風呂に入っているときに落ち込んでいる。
どうしたのか尋ねると、義母の行動に落胆したとのこと。
夕食は、カレーだったのだが、義母に箸とスプーンの準備をお願いしたら、義母が『スプーンはこれで良いよね』というので見たら、デザート用のスプーンだったらしい(・・;)
夕食はカレーだよ、と言ったらしいのだが。
妻は自分の親だけに、昔の姿を知ってるだけに、「どうしてできないの」という気持ちが強い。
お互いにつらいだろうなぁ。
一方、義母はそういう判断ができないかと思えば、言い訳というか理由付けはすぐに返答することもある。
先日も、足のむくみのために毎朝はいている圧迫靴下をはいていなかったので、
妻 朝のうちに靴下はくんやったろう!
義母 そうやったねぇ。
妻 どこにあるの?
義母 2階の部屋にある。
妻 なんで下に降りてくるときに持ってこなかったの?
義母 2階に置いとけば、運動になるけん!
ええええ、運動になるからわざわざ2階に置いてくる、なんてことはないでしょ!
事実は、「下に持ってくるのを忘れた」のはずなのだが、素直に言えない義母。それを聞くとカチンとくる妻。
こういう言い訳が、パッと出てくるので、とても痴呆とは思えないとも思えちゃうんですよね。
痴呆というのは本当に不思議!