在宅介護日記 230日目(2022.3.31)

一人暮らしをしていた少し痴呆症の今月89歳になった義母との同居を始めましたが、気づきや驚きがいろいろあるので、備忘を兼ねてゆるりと書いています。

昨日はハンガーストライキで何も食べてない義母。
妻はまだ調子が悪いので、僕が朝食準備をして起こしに行く。
起こすときに今日はデイサービスというと、「行きません」と起きないかもと思ったので、何も言わずに妻が具合が悪いことだけを伝えて起きるように促す。

着替えて降りてきた。
ここまでは順調。

黙って食べる義母。まるでお通夜の時の食事のようだ(笑)
時々、妻の心配をする。
「●●ちゃん(妻の双子の妹名前(・・;))はどうあるとですか?」
と。

目玉焼きが残っていたので、
僕  「目玉焼きは嫌い?」
義母 「…」
僕  「残してるから」
義母 「お腹いっぱい」
でたぁ〜、18番のお腹いっぱい言い訳!

嫌いでもお腹いっぱいでもなく、皿と同化していたので、見えてなかっんだと思うのだが、間髪入れない言い訳はすごい(笑)

そろそろ良いかなと思い
僕  「今日はデイサービスだから準備して下さいね」
義母 「具合が悪いから行きません」
僕  「ちゃんと起きれて食べれたやん。具合悪くないよ」
義母 「昨日は具合悪くて何にも食べ取りませんよ」
驚きである!
昨日、確かに何も食べないが、それは妻と喧嘩して腹を立てたからで、具合が悪かった訳ではないやん!

それからが格闘の始まりだった。
具合が悪い、フラフラする、(あんた達は)怖い、(田舎に)帰る、とベッドに横になりいっこうに準備しない。

具合が悪く寝ていた妻も参戦して、なんとか準備に取り掛からせる。
取り掛かり始めると、さっきとは別人のように、ゆっくりではあるが準備している。
ほら、具合悪い訳じゃないやん!

デイサービスから帰宅して、妻が、
「今朝みたいにワガママ言わないでデイサービスにキチンと行ってね」
というと、
「誰がワガママ言った。私は言っとらんよ」
と(・_・;

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この記事を書いた人

新型コロナウイルスの猛威が世界中に広がり、思いがけない世の中になり、”StayHome”ということで、自宅での時間も増え、ますます色々な思いが募る中、自分な好きな事をブログという形でまとめてみるのも良いかなぁ、と思い、WordPressでブログを作り始めました。

いつまで続くか分かりませんが、軽い気持ちで、やってみようかと思っていますので、ゆ~るくお付き合いいただけましたら、幸いです。

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