この「茨城食日記」シリーズは、水戸市に単身赴任していた時に訪れたお店についての、個人的な感想等を離任する前にまとめたものです。
そのため、情報は2015~2017年ころの情報なので最新の情報でないことはご了承ください。
水戸時代には同僚はもちろん、多くの地元の方々、私と同じように赴任している方々に、大変お世話になり、とても身近な地となりました。
ありがとうございました!!
「みとっぽ」は、なかなか入りずらいがお店も店主も魅力的
吉田類の酒場放浪記でも紹介された南町の長兵衛で、転勤が決まり来週には水戸を離れる方と飲み、二軒目になかなか一人では入る勇気がなかった「みとっぽ」さんに。
みとっぽとは、水戸の人という意味で、水戸の人の気質を表した三ぽい、怒りっぽまい、理屈っぽい、飽きっぽい人とという意味。
昔は赤線街だったという南町から宮町に下りる坂の途中に店はある。
前から噂や聞いていたが、なかなか扉を開けられなかったが、二人なのと転勤する方は二度目ということで初訪問。
店内に飾られた暖簾に歴史を感じる。
店の前には暖簾は、う〜ん、無かったように思う。
二軒目ということで、熱燗とお通しで。
メニューには、意外と言っては失礼かもしれないが、つまみがたくさん。
他のお客は帰ったところ、ということで、店主のおじさんと色々話しができた。
古い写真がキチンと整理されていて、几帳面な字で色々書かれている。
若い頃、ちょうど私が産まれた昭和39年くらいに、シベリア鉄道に乗ってヨーロッパに渡り、ロンドンで働きながら数年暮らしていたとのこと。
その後、アメリカでも暮らしていたと。
当時は1ドル360円の固定相場の時代。
僕は学生の時、ヨーロッパを放浪したが、当時ですら、やっと地球の歩き方を片手にバックパッカーする人が増えて来たという時代。
僕が産まれた頃にと思うと、なんともすごい人だ❗️
勝手な評価
古い情報になっていると思いますが、よろしかったら他の「茨城食日記」もご覧ください。