一人暮らしをしていた88歳になる義母との同居開始の記録を備忘を兼ねてゆるりと書いています。
義母は短期記憶が怪しい状態で、いわゆる痴呆症の初期状態。
義母と暮らし始めて約2ヶ月。
確かに短期記憶が怪しい時が多いが、なんとなく感じるのは、頭の中にスイッチがあるように思う。
スイッチが入ると、痴呆を感じさせない受け答えができて、ある意味驚く。
電話で孫や知人と話してる時は、スイッチが入ってる事が多く、おそらく電話の相手は義母が痴呆だということを感じないだろう。
だが、電話を切った後は、途端にスイッチが切れるのか、「あれれ」と思うような受け答えになる事がある。
短期記憶が厳しい、と言っても学習していて、来た当初は2階の自分の部屋の位置が認識できず、隣の我々の寝室に入って電気を点けた形跡として屋根裏部屋の電気や換気扇が点きっぱなしになっていることが多かったが、1ヶ月くらいしたらほぼ無くなった。
一方で、毎日薬を飲むので、100円ショップで3つに仕切られた入れ物を買ってきて、朝・昼・夕と書いた紙を裏から貼って薬入れを作ったのだが、最近でも「義母さん、薬忘れてますよ」と声をかけると、全然違うカゴの中をガサゴソする事がある。
毎朝と毎夕、合計100回以上、このケースから薬を取り出して、飲んでるはずなのだが(・・;)
同居生活も、もうすぐ2ヶ月。
実の娘である妻の精神的な疲労が少し心配な今日この頃。
月に一度くらいはショートステイをお願いして、妻をリフレッシュさせた方が良いかなと。
ショートステイの施設について、ケアマネさんに相談してみようと思う。