一人暮らしをしていた88歳になる少し痴呆が始めった義母との同居を始めましたが、気づきや驚きがいろいろあるので、備忘を兼ねてゆるりと書いています。
金曜が妻の誕生日だったので、義母が私がお金を出すので食べに行きましょうというので、妻のリクエストで近くのお店にフグを食べに行った。
本当かは分からないが、義母は初めてのフグだとのこと。
本当かなぁ?
最初は煮凍りから。
目が悪い義母は、豆腐だと思ったとのこと。
一口食べて「これなん?」と(^_^;
あまり口に合わなかったようだ。
次はフグ刺し。
定番中の定番ですね。
島に住んでたのだから、魚は食べ慣れてるのだが、フグはどうかな。
一口食べても「これ美味しい」という言葉が出ない^^;
食べてくださいね、と促すと手を伸ばすが、遠慮ではなくあまり美味しいとは思ってないようだ。
そうこうしていると、フグの唐揚げが(写真撮り忘れ)。
これは少し食べ慣れた味だったようで、少し積極的に食べてるように見える。
次はてっちり。
おかみさんが、最初だけ作ってくれた。
今度はどうかなぁ?
う〜ん、食べても美味しいという言葉はでない。
少し食べると「あっさりしとうねぇ」と。
まあ、フグはこういうものだからなぁ。
義母にとって食べ慣れてないものは、なかなか美味しいとは思えないようだなぁ。
美味しいんだけどなぁ。
最後は締めの雑炊。
これは流石に良く食べてくれたが、「美味しい」という言葉は最後まで無かったなぁ(泣)
帰りの車内でも、
「あっさりしとったねぇ。ふぐっておいしいと思っとったけど、そうでもないねぇ」と。
義母は自分がお金を出したつもりでいるので、まあ、文句言っても良いけど、僕が出していたとしたら、かなり悲しい(苦笑)
実際、義母に出してもらうつもりはないのだが・・・
そんな翌日の夜は自宅でおでんを食べたのだが、義母は
「昨日のより、こっちの方が美味しいねぇ」と(^^;;