在宅介護日記 129日目(2021.12.20)

一人暮らしをしていた88歳になる少し痴呆が始めった義母との同居を始めましたが、気づきや驚きがいろいろあるので、備忘を兼ねてゆるりと書いています。

今日は、ケアマネさんが年末にショートステイする施設の方を連れて説明や契約に午前中来られる日。
年末に、僕の母の様子を見るために帰省するので、3泊4日で初めてショートステイの予定。
ショートステイなどで環境が変わると痴呆が進む、という話もしばしば聞くので心配だが、いざというときの予行演習を兼ねて利用する事にした。

だが、今日は義母の気力スイッチが入らず、起きない(泣)

起きるように妻が声をかけたのが7時前。
妻と僕で、10 回程度部屋に入り、なだめたり、怒ったり、布団をとったりして起こそうとするが起きない。

布団を剥いでも、敵もさるもの💦、布団を引き寄せてかぶる。

義母は僕には
「仮病やないとですよ」
「具合が悪いから起きれません」
「食べたくないから先に食べてください」
「無理して起きてもっと具合が悪くなったら迷惑かけるから寝ときます」
「寝とったらなんでいけんとですか」
などなどと言い訳。
妻には
「あんたたちは怖か」
というのも加わるらしい。

一旦、妻と朝食を食べ、再度8時10分頃から、粘り腰作戦開始。

部屋の入り口で、ずっと義母に声をかける。
「義母さん、起きてください」
「起きてくれんと僕が困るよ」
等と、声を荒げるのをグッと我慢して、20〜30秒間隔でかけ続けること約20分。
やっと、ベットに腰掛けた。

その後は、自分で顔を洗い、妻が用意した服に着替え、普通に食事。
具合が悪いんや無かったんかい❗️、と突っ込みたくなる(笑)

10時頃に、ケアマネさんと施設の相談員の方が来宅。
妻は仕事で対応できないので、在宅勤務の僕が対応。本当は時間年休なんだろうが、まあ、そこは(^^;;

義母には、僕の母のところに行く間、ショートステイにと何度か伝えているが、理解しているか、覚えているかは微妙。

一通りの説明と契約を済ませ終了。

{CAPTION}

帰り際に、ケアマネさんに、次のステップ、グループホーム等について少し相談。
昨日みたいな日が続いてくると、仕事しながらの在宅介護は難しくなるなぁ。

午後からは仕事に行き、夜帰宅。
夕食を済ませ、お茶を飲む義母。
薬忘れてるなぁ(・・;)
妻と、思い出させるように
僕  「夕食の後に何かすることありましたよね」
義母  ・・・(遠くを見る感じ)
妻  「朝は、体温と血圧測るでしょ。夜は?」
義母 「血圧測っとらんやったね」
妻  「測ったよ。夕食食べたらすることない?」
義母 「●●(故郷)では、薬のみよったけど」
それでも思い出さない(^^;;
ここでも毎日のんでますけど!

今日は長い一日だった。

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この記事を書いた人

新型コロナウイルスの猛威が世界中に広がり、思いがけない世の中になり、”StayHome”ということで、自宅での時間も増え、ますます色々な思いが募る中、自分な好きな事をブログという形でまとめてみるのも良いかなぁ、と思い、WordPressでブログを作り始めました。

いつまで続くか分かりませんが、軽い気持ちで、やってみようかと思っていますので、ゆ~るくお付き合いいただけましたら、幸いです。

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